■雲昌寺の大ケヤキ
史跡・文化財
 古文書によると弘化4年(1847)2月29日の南風非常に強い日、昼頃南方より出火した火事は、集落53〜54軒を焼き、さらに寺を越えて飛び火して入沢集落11軒を焼き払いました。この大火で寺が無事残ったのは不思議というほかはなく、この大ケヤキが身を挺して伽藍を守ったことは事実と思われます。樹の南面根本は焼けて、今も大きな空洞となっています。樹齢は、およそ700年と推定される、県指定天然記念物です。

 目通り 8.4m
 根廻り 20.6m
 根張り 東西23.6m 南北18m
 樹高目測 18m

◆所在地:昭和村川額
◆交通:関越自動車道昭和IC〜車10分
◆問い合わせ:昭和村教育委員会 電話 0278-24-5120