■星野家のマメガキ
史跡・文化財
 集落の中央あたり、星野家のお稲荷様の御神木として植えたというマメガキの大木がある。根回り2.8m、樹高13m、この種としては珍しく、特にその樹肌の美しい模様は独特である。マメガキはコガキともよばれ、食用の柿の原種で、つぎ木の台木として使われる。秋におそく親指位の実が黒紫色になると食べられる。小鳥などの喜ぶ食べ物である。この木は建築などで、床柱などに珍重される。木材の中に黒色の美しい模様が出るからである。

◆所在地:片品村下平
◆管理者:星野浅次郎
◆指定年月日:平成 1年 2月22日 片品村天然記念物