■雨乞山
山 岳
 農作物の作柄が天候に左右されることは、今も昔も変わりありませんが、河岸台地で地下水のないこの地域は昔から干害のために「水争い」も多発していました。そのため日照りの時の「雨乞い信仰」が盛んで、この山頂で神仏の祈祷が行われ、いつしか「雨乞山」となったと言われています。ふもとに広がる台地は灌漑設備が整い、必要な灌水をいつでも行える優良な農地になりました。今、雨乞い行事はなくなりましたが、「雨乞山に雲がかかると雨になる」という言い伝えは活きています。

◆所在地:沼田市白沢町
◆交通:関越自動車道沼田IC〜車40分
◆駐車場:乗用車 10台 無料
◆問い合わせ: 沼田市白沢町振興局産業建設課
電話 0278-53-2111