■出入の湧水池
史跡・文化財
 明治30年代から大正の初期にかけて、下出入の沢付近に10数戸の人々が土地を開墾し、生活するようになりました。
 当時、飲料水はこの湧水のほかはなく、戦後、新たな開墾により生活するようになった赤城原・桜・板戸・赤谷地区の人々も、水桶を背負ったり馬の背につけたりして、遠い住居まで運んだものでした。
 この湧水がなければ、現在の赤城高原の発展はなかったかもしれません。

◆所在地:昭和村赤城原
◆所有者:昭和村
◆指定年月日:平成4年9月17日 村指定重要文化財