■宮前のサクラ(エドヒガン)
史跡・文化財
 幡屋の西はずれに村のお社があり、その前に桜の老木がある。
 昔はお社の神木であったという目通り3.6m樹高16m、自生木としては珍しい巨木で、長い年月で幹や枝もいたみはじめているが、枝をひろげ春には美しい薄桃色の花をつけている。樹種はエドヒガン、別名ウバヒガン、アズマヒガンなどとも呼ばれる。この種から変種として、しだれ桜、いと桜などが出ている。このエドヒガンは全国的に見られるが、これだけの巨木は珍しく、片品村天然記念物として指定されている。

◆所在地:片品村幡谷
◆管理者:千明梅治 他31名
◆指定年月日:平成 1年 2月22日 片品村天然記念物